「『売上を付ける』と言われ『架空売上』と解釈」ライブドア事件証人・藤田 ケイスケ氏への弁護側反対尋問
出会い系サイト運営会社キューズ・ネットからの売上
- 平成 16 (2004) 年 10 月 7 日の証人から角田(つのだ) ケンイチ(表記不明)氏へのメールの引用文で、売上の名目を広告のコンサルティング業務に変更するように依頼している
- (「架空売上であれば、名目は何でもいいのではないか?」との弁護側に対し)体裁を整えるため
- (「当時は、架空売上との認識はなかったのではないか?」との弁護側に対し)実作業よりも書類作成を忠実に行った
証人の業務
- 通常は、経理が契約書を作成することはなく、実作業は管轄外
- 営業経験はない
- バリュークリックジャパン(現・ライブドアマーケティング)の出会い系サイト運営会社キューズ・ネットやライブドアのメディア事業部からの広告について、把握する立場にない
- 8 月頃のバリュークリックジャパンと出会い系サイト運営会社キューズ・ネットの間の打合せについて、把握する立場にない
- アドネットワークに広告が掲載されていたことも、バリュークリックジャパンの社内調査の結果が出るまで知らなかった
出会い系サイト運営会社キューズ・ネットからの売上
- メール広告とコンサルティングの費用が 1000 万円/月から 1500 万円/月に変更されたのは、証人の判断ではない
- 小宮 徳明氏(バリュークリックジャパン元取締役経理部長)に言われた
- 理由は聞いていない、と思う
- (「架空売上であれば、金額を変更する必要はないのではないか?」との弁護側に対し)理由は分からない
携帯電話販売会社クラサワコミュニケーションズ
- バリュークリックジャパンが携帯電話販売会社クラサワコミュニケーションズを完全子会社化したときのリリース文の作成経過は、知らない
- 証人から塩野 誠氏(ライブドア証券取締役副社長)へのメールの「赤字部分を修正しました」では、塩野氏の草案を修正した
- (「リリース文が完成したとき、小宮氏に確認したか?」との弁護側に対し)小宮氏がいなかったので、岡本 文人被告(ライブドアマーケティング前社長)に確認を取った
出会い系サイト運営会社キューズ・ネットからの売上
- 小宮氏から指示を受けたとき、架空売上だ、と思った
- 「売上を付ける」という表現だったから
- 通常は、営業部門が広告出稿依頼書を作成して、顧客の同意を得てから経理に回る
- 営業担当者が広告出稿依頼書を作成するはずなのに、証人が作成するのはおかしい、と思った
- (「岡本被告は、『8 月か 9 月に、広告掲載について林 類氏(キューズ・ネット代表取締役)にコンサルティングを行った』と証言した」との検察側に対し)知らない
- (「林氏は、『WEB 制作会社 Hershe ハーシーとの打合せに、バリュークリックジャパンの担当者が出席した』と証言した」との検察側に対し)当時は知らなかったが、事件後に聞いた
- イーエックスマーケティング(現・ライブドアマーケティング)から 2 人ほどが出席した
- 出席していたことを示す書類はないだろう
リリース文
- リリース文は、損益計算書 P/L を念頭に置いている
堀江貴文ライブドア事件裁判傍聴記 >
ライブドア事件第 19 回公判傍聴記 >
「『売上を付ける』と言われ『架空売上』と解釈」ライブドア事件証人・藤田 ケイスケ氏への弁護側反対尋問