「出会い系サイト運営会社と消費者金融会社から 4.5 億円の架空売上」ライブドア事件証人・伊地知 晋一氏への検察側主尋問
証人の肩書
- 平成 16 (2004) 年 9 月期決算当時、ライブドアのメディア事業部執行役員副社長だった
出会い系サイト運営会社キューズ・ネットと消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)からの売上
- 9 月期にメディア事業部は、以下の売上を計上した
- 出会い系サイト運営会社キューズ・ネットから 1 億 3500 万円
- 消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)から 3 億 1500 万円
- メディア事業部が、出会い系サイト運営会社キューズ・ネットや消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)と交渉をしたことはない
- ライブドアと出会い系サイト運営会社キューズ・ネットの広告プロモ―ション契約書では、7 月 1 日から 9 月 30 日まで月 4500 万円の契約になっているが、実際は 9 月 30 日までには行われていない
- 売上計上は不適切な部分もあり、実体を反映していない
- ライブドアと消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)のバナー掲載契約書では、7 月 1 日から 9 月 30 日まで合計 3 億 1500 万円の契約になっているが、実際は 9 月 30 日までには行われていない
- 売上計上は不適切な部分もあり、実体を反映していない
- 9 月 10 日のライブドアファイナンスの丹澤 みゆき氏(ライブドア執行役員)から証人と林 類氏(キューズ・ネット代表取締役)へのメールには、林氏のメールが引用されており、更に丹澤氏の「出会い系サイト運営会社キューズ・ネットの売上を月 4500 万円で 3 ヵ月計上されるそうですが、メディア事業部で計上して OK ですか?」というメールが引用されている
- 9 月 27 日の丹澤氏から証人を初めとする執行役員へのメールには、「9 月決算のため、各事業部で計上して下さい」として、メディア事業部の部分に「6000 万円 * 3 ヵ月 = 1 億 8000 万円(税抜)」とある
- 10 月 14 日の丹澤氏からメディア事業部経理担当の萩原 チエリ(表記不明)氏へのメールは Cc: で証人にも送信され、1 億 8000 万円が 3 億 1500 万円に変更されている
- 金額以外に変更なし
- 変更後の 3 億 1500 万円を計上した
- 稟議確認書類は電子稟議になっていて、WEB 上で回覧する
- 堀江 貴文被告(ライブドア前社長)の承認があるのは、堀江被告自身が「承認」のボタンを押したから
- 売上計上とは別に、広告を掲載したこともあった
- 11 月中旬以降、出会い系サイト運営会社キューズ・ネットの広告を掲載した
- 8 月頃に、林氏から「ライブドアグループに入ったのだから、広告を載せてくれ」と言われた
- 広告費の話は出なかったし、貰うつもりもなかった
- 実行が 11 月になった理由は、覚えていない
- 10 月以降、消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)の広告を掲載した
- 岡崎氏から 5 月と 10 月以降に、それぞれ消費者金融会社マルフクと消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)の広告掲載を依頼された
- 広告掲載時期は、バリュークリックジャパン(現・ライブドアマーケティング)の広告配信システムで確認した
- メディア事業部が、無料で広告を掲載することもある
- バリュークリックジャパンや消費者金融会社ウェッブキャッシング・ドットコムやライブドア証券の外国為替保証金取引サービスであるライブドア FX など子会社の広告で、空枠を埋めることがある
バリュークリックジャパン
- 3 月にライブドアは、TOB でバリュークリックジャパンを子会社化した
- 9 月には、バリュークリックジャパンはメディア事業部の管轄下にあったが、証人は実務に関わっていなかったので、消費者金融会社ロイヤル信販(現・ライブドアクレジット)からバリュークリックジャパンへの架空売上については知らない
堀江貴文ライブドア事件裁判傍聴記 >
ライブドア事件第 18 回公判傍聴記 >
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