「シェルカンパニーを通すと、誰の株か分からなくなる」ライブドア事件証人・宮内 亮治被告への弁護側反対尋問

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「シェルカンパニーを通すと、誰の株か分からなくなる」ライブドア事件証人・宮内 亮治被告への弁護側反対尋問

当時の記憶

  • 時間を掛けて思い出しているので、完全ではなくてもかなり正確だと思う
    • 資料を朝に見て、昼に思い出すという感じ

貸株

  • 貸株は携帯電話販売会社クラサワコミュニケーションズが初めてではないが、最初が何かは覚えていない
  • 平成 15 (2003) 年 7 月に、みずほ証券が堀江 貴文被告(ライブドア前社長)に 1 万株の貸株を申込んだ
    • 貸株で損はしていない

携帯電話販売会社クラサワコミュニケーションズ

  • 現金がないから、株式交換にした
  • (「50 〜 60 億円の増資と 20 億円の社債発行で、現金があったのではないか?」との弁護側に対し)増資はあったが、社債は借入である
  • 携帯電話販売会社クラサワコミュニケーションズとの株式交換により、堀江被告のライブドアも持株比率が 50 % を割ることは分かっていた
    • 堀江被告に聞いたら、「別にいいよ」と答えた
      • 持株比率より会社の成長にこだわっていた
  • MKS パートナーズ(携帯電話販売会社クラサワコミュニケーションズの旧株主)が、株式交換より現金を希望した
  • (「貸株を受けずに、最初から 8 億円をキャピタリスタ(現・ライブドアファイナンス)が用意すればよかったのではないか?」との弁護側に対し)過去に資金難もあり、キャッシュアウトは厳しかったが、今思えばそれでもよかった
  • 野口 英昭氏(エイチ・エス証券副社長/強制捜査後に沖縄で死亡)に頼らないのは無理だった
  • 野口氏から、堀江被告とライブドアファイナンスの間に、シェルカンパニーを入れる提案を受けたのは 9 月
    • 場所と同席者は覚えていない
    • シェルカンパニーとは名目上の会社のことで、通すことにより誰のものか分からなくなる
    • 証人は「シェルカンパニー」という言葉を使わず、塩野 誠氏(ライブドア証券取締役副社長)が使っていた
    • 「シェルカンパニー」と「ファンド」は使い分けていない
  • 野口氏から貸株の話が出たとき、堀江被告ではなく榎本 大輔氏(ライブドア元取締役)から借りることも考えたかもしれない
    • (「10 月 15 日の熊谷 史人被告(ライブドア元代表取締役)から証人へのメールで榎本氏の株に触れており、この時点では榎本氏から借りるつもりだったのではないか?」との弁護側に対し)覚えていない